面倒な引越し手続きを超簡単に終わらせる裏ワザ
引越しの手続きって、やらなくちゃならないこと、たくさんあるわね。
こんなの全部やってられないわ~。
ママ、今はメッチャ簡単に手続きする方法があるんだよ。
そうなの?早く教えなさいよ。
引越しの諸手続きはかなり面倒
私は2年間で3回引越しをしました。引越しの度にやらなくてはならない諸手続き。これがかなり面倒です。
最初は一つづつ自分で手配をしていましたが、ネットで調べてみると、今は手続きを簡素化するサービスがいろいろとあるのですね。
ということで、今回は面倒な引越しの手続きを簡単に終わらせる裏技をご紹介します。
どんな手続きが必要なの?
まずは引越しする際に必要な手続きの種類からおさらいしたいと思います。
役所に関する手続き
住民票に関すること
引越しをして住所が変わりますから、役所に住所変更の手続きをしなくてはなりません。
住民票の移動(異動)に関しては、引越し後の14日以内に手続きしなくてはなりません。14日なんてあっという間ですから、早めに行うようにしましょう。
■引越し先の市区町村が変わる場合
この場合、「転出届け」と「転入届け」の2つの手続きをしなくてはなりません。
「転出届け」は引越し前の市区町村役場で行います。
その際に「転出証明書」を発行してもらいます。
「転入届け」は引越し先の市区町村役場で行います。先ほどもらった「転出証明書」が必要になります。
■引越し先の市区町村が同じ場合
この場合は「転居届」の手続きをします。引越しをした後に市町村役場で行います。
*この手続きは引越し後でしか手続きはできません。
印鑑登録
実印が必要な方は、印鑑登録の手続きもしておきましょう。
実印は車の登録や不動産に関する手続きに必要になることが多いです。
引越し前の住所で印鑑登録をしていた方は「登録抹消」の手続きをします。
そして引越し先で新たに印鑑登録をします。
すぐに実印がいることがないのであれば、手続きはしなくても構いません。
その他必要な手続き
国民健康保険、国民年金、子ども手当などの変更手続きを行う必要があります。
生活に関する手続き
いわゆるライフラインなどに関する手続きです。
特に電気や水道、ガスに関しては、引越し前ギリギリまで使い、また引越し後すぐに必要になるものです。
きっちりと計画的に行いましょう。
電気に関すること
旧住まいの管轄の電力会社に、電気の解約の連絡をします。電気は引越し当日まで必要になります。
引越し当日は、火災などを防ぐために、ブレーカーを落としてから家を出るようにしましょう。
引越し先の管轄の電力会社には、電気の申込をします。こちらも当日から必要になりますが、その前に掃除などで電気を使いたい場合は、余裕を見て契約しておきましょう。
水道に関すること
電気と同じように、旧住まいと新居の管轄の水道局に連絡をとってください。
特に立ち会う必要はありません。
ガスに関すること
同じく、旧住まいと新居の管轄のガス会社に連絡をとってください。
ガスの場合は、閉める時も開ける時も、基本的に立会う必要があります。
立会希望日の調整など、余裕を持って申込をしておきましょう。
電話に関すること
固定電話の場合、新住所での設置は立会が必要になる場合があります。
私の経験からいいますと、この立会の予約が結構詰まっている場合が多いので、早めに手続きをしましょう。
電話の手続きに関しては「116」番に電話して行うか、WEBから行うことも可能です。
郵便に関すること
郵便局への連絡は簡単です。郵便局へ引越しの手続きをしておくと、一年間は旧住所へ届いた郵便物を、新住所へ転送してくれます。
便利なサービスですので忘れずに申込しておきましょう。
手続きは、郵便物の窓口、もしくは転居届のはがきを郵送することで完了します。
運転免許証に関すること
運転免許証の住所についても忘れずに変更しておきましょう。
免許証は本人確認などでよく使うものです。住所が古いままだと不便ですからね
運転免許証の住所変更手続きは、警察署や運転免許センター、運転免許試験場で行います。
同一都道府県内の引越しであれば、現在の免許証と新しい住民票があればOKです。免許証の裏面に新しい住所が記載されます。
都道府県が変わる場合は、6ヶ月以内に写した写真も必要になります。
その他の手続き
上で説明したもの以外にも、手続きが必要なものをあげておきます。
・車やバイクの住所変更の手続き
・ペット登録の住所変更手続き
・クレジットカードの住所変更手続き
・銀行口座の住所変更手続き
・転校に関する手続き
面倒な手続きを楽にするサービス
引越しをするとなると、今説明した手続きをしなくてはなりません。
ただでさえ引越しの準備で忙しいのに、このような幾つもの手続きをするのは苦痛ですよね?
そこでこういった引越しの手続きを簡単に行うためのサービスがありますので、ご紹介します。
引越れんらく帳
この引越れんらく帳は東京電力が行っている無料のサービスです。
WEBから名前や住所を1回登録すると、それで複数の事業者の住所変更の手続きを行ってくれます。
ただし、このサービスで行ってくれるのは、郵便や銀行、電気・ガス・水道などの公共料金だけです。
住民票の変更など役所の手続きは行ってくれません。
役所で行う手続きが面倒なので、これはちょっと残念ですね。
ズバット引越し
上の引越れんらく帳と同じようなサービスです。こちらの利点は、引越しの料金比較と一緒に手続きができるというところです。
今や複数の引越し会社から見積を取るために、一括見積もりサービスを使うもは当たり前といえます。
そんな一括見積もりサービスもいろいろなサイトがあるのですが、このズバット引越しを使うと、見積時に入力したデータが、そのまま住所変更手続きのデータとして使えるのです。
つまり他のサービスに新たに申込む必要もないですし、住所入力の手間も省けます。
料金ももちろん無料です。
見積を取るのと一緒に住所変更手続きも済ませれるのでおすすめです。。
日本行政手続き代理システム
こちらは行政書士法人が行っている有料のサービスです。
上の2つのサービスと違い、主に役所で行う手続きの代行をしてくれます。
気になる料金ですが、転出・転入届けで15,000円と少しお高めですね。
時間の無い方は利用を検討されてもいいかもしれませんね。
あら、今は便利なサービスがあるのね。これなら手続きも簡単ね。
亜美もたまにはいい情報教えてくれるじゃない!
たまには、が余計!