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「子どもが欲しくない」若年女性が初の6割超え——妊活白書2025が示す”25歳の壁”とは

2026.03.06
妊活

ねえお母さん、ロート製薬の調査で、私と同世代の女性の6割以上が子どもを望んでいないって結果が出たらしいよ。

あら、そうなの。ずいぶん多いわね。でも理由を聞くと、今の時代ならではの悩みがあるのかもしれないわ。

「25歳の壁」っていう言葉も出てきてるみたい。何のことだろう。

気になるわね。一緒に見てみましょうか。

妊活白書2025とは

「妊活白書」は、ロート製薬が2018年から毎年実施している調査です。妊娠・出産を取り巻く人々の意識や実態を明らかにすることを目的としています。

2025年版(8年目)の調査は、2025年12月に全国の18歳〜49歳を対象にインターネットで実施され、約3万人から回答を得ています。

今回の調査では、「仕事・キャリア」が子どもを望む・望まないの選択や、妊活への意識・行動に大きく影響していることが浮き彫りになりました。

「子どもが欲しくない」若年女性が過去最高の64.7%

今回の調査で注目されたのは、18〜29歳の未婚男女の回答です。

「子どもを望まない」と答えた人の割合は62.6%で、2018年の調査開始以来、過去最高となりました。

女性が初めて男性を上回る

さらに注目すべきは、男女別の数字です。

・女性:64.7%
・男性:60.7%

調査開始以来、初めて女性が男性の割合を上回りました。従来は男性のほうが「子どもを望まない」傾向が強かったのですが、その構図が逆転したことになります。

なぜ子どもを望まないのか——経済とキャリアへの不安

では、なぜ子どもを望まない人が増えているのでしょうか。未婚女性が出産・育児で不安視している理由を見てみましょう。

・「経済的な負担が怖い・不安」:71.7%
・「キャリアに支障が出ると感じる」:61.4%

この2つの項目は、女性が男性より約10ポイント高い傾向にあります。

キャリアの躍進期と妊活タイミングの重なり

20代後半から30代前半は、多くの人にとって仕事で責任ある立場を任されたり、キャリアアップの機会が増えたりする時期です。

一方で、妊娠・出産を考える時期とも重なります。この「両立の難しさ」が、子どもを望まない、あるいは妊活を先延ばしにする要因になっていると考えられます。

「25歳の壁」とは何か

今回の調査では、「25歳の壁」という興味深い傾向も明らかになりました。

18〜39歳の未婚男女に「将来、子どもが欲しいか」を聞いたところ、「欲しい」と答える人のピークは20歳前後でした。

そして、「欲しい」が「欲しくない」を上回っているのは24歳まで25歳を境に、意向が逆転する傾向が見られたのです。

第一子の希望年齢も後ろ倒しに

「30歳までに第一子が欲しい」と答えた人の割合も変化しています。

・2018年:39.0%
・2025年:25.2%

7年間で約14ポイント低下しました。平均の希望年齢は31.3歳となっています。

社会全体として、出産の希望時期が後ろ倒しになっている傾向がうかがえます。

妊活経験者の6割が「もっと早く知りたかった」

実際に妊活を経験した人たちは、どう感じているのでしょうか。

希望より妊活開始が遅れた人が多い

妊活経験者のうち、「自分が希望していた時期より妊活開始が遅くなった」と答えた割合は以下のとおりです。

・女性:34.0%(約3人に1人)
・男性:19.3%

女性は男性の約1.8倍。特に30代女性では4割以上が、希望より遅れたと回答しています。

遅れた理由は「情報不足」と「仕事の優先」

30代前半女性に妊活が遅れた理由を聞いたところ、次のような回答が目立ちました。

・「妊活に関する情報不足や不安があった」:37.9%
・「仕事の都合やキャリアアップの機会を優先」:24.1%

「若い時期に知りたかった」という声

妊活経験者に対して「振り返ってどう思うか」を聞いた質問では、以下のような回答がありました。

・「若い時期に正しい知識を得たかった」:62.4%
・「もっと早期に準備すべきだった」:58.6%

約6割の人が、事後的に「もっと早く知っていれば」と感じていることがわかります。

「プレコンセプションケア」という考え方

こうした状況を受けて注目されているのが、「プレコンセプションケア」という考え方です。

プレコンセプションケアとは

プレコンセプションケアとは、将来の妊娠・出産を見据えて、早い段階から自分の健康を管理する取り組みのことです。

ポイントは、妊娠を望む人だけの話ではないということ。性別やライフステージを問わず、すべての人にとって「自分の体と将来を知る」ために大切な考え方とされています。

国や企業の取り組み

こども家庭庁は2025年5月、「プレコンセプションケア推進5か年計画」を発表しました。正しい知識の普及や相談支援の充実を進めていく方針です。

ロート製薬も、2026年4月から新入社員研修にプレコンセプションケア研修を導入することを発表しています。若年層の知識不足を社内から解消していく狙いがあるとのことです。

まとめ

妊活白書2025の調査結果をまとめます。

・18〜29歳未婚男女で「子どもを望まない」が62.6%(過去最高)
・女性(64.7%)が初めて男性(60.7%)を上回った
・「経済的不安」「キャリアへの支障」が主な理由
25歳を境に「欲しい」と「欲しくない」が逆転する傾向
・妊活経験者の約6割が「もっと早く知りたかった」と回答

子どもを望む・望まないは、あくまで個人の選択です。どちらが正しいということではありません。

ただ、「知らなかった」「情報がなかった」ことで、後から後悔するケースがあることも、今回の調査は示しています。

将来どんな選択をするにしても、まずは自分の体や妊娠・出産について正しい知識を持っておくことが、選択肢を広げる第一歩になるのかもしれません。

子どもを望むかどうかは人それぞれだけど、「知らなかった」で後悔するのは避けたいな。

そうね。選択肢を持つためにも、まず知ることから始めるのが大事よ。自分の体のことだから、若いうちから意識しておいて損はないわ。

【参考サイト】
PR TIMES:ロート製薬 妊活白書2025を公開
ロート製薬:妊活白書
こども家庭庁:プレコンセプションケアとは

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