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「サナエトークン」騒動で話題に。そもそも「トークン」って何?初心者向けにやさしく解説

2026.03.09
トークンとは

ねえ、ニュースで「サナエトークン」ってやってたんだけど、あれ何なの?
トークンって言葉、最近よく聞くけどよくわからなくて。

ああ、高市首相の名前が付いた暗号資産の話だね。
トークンって確かにわかりにくいよね。せっかくだから、基本から説明しようか。

話題になった「サナエトークン」とは?

2026年2月、「SANAE TOKEN(サナエトークン)」という暗号資産が発行され、話題になりました。高市早苗首相の名前を冠したこのトークンは、政治参加を促す目的で作られたとされています。

しかし、3月2日に高市首相本人がX(旧Twitter)で「このトークンについては、私は全く存じ上げません」「何らかの承認を与えたこともない」と関与を全面否定。この発表を受けて価格は約58%急落し、金融庁が実態把握に乗り出す事態となりました。

運営側は保有者への補償と名称変更を表明しましたが、「有名人の名前が使われている=本人公認」ではないという教訓を残す出来事となりました。

この騒動をきっかけに、「そもそもトークンって何?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。ここからは、トークンについて初心者向けにやさしく解説していきます。

そもそも「トークン」って何?

トークンとは、簡単に言うと「デジタルの世界で使えるコインのようなもの」です。

もう少し詳しく言うと、企業や個人が発行できる「オリジナルのデジタル通貨」のことを指します。円やドルのように国が発行するお金ではなく、特定のサービスやコミュニティの中で価値を持つデジタルデータです。

身近な例で考えてみましょう。

・ゲームセンターのメダル
・遊園地の園内通貨
・お店のポイントカード

これらは「その場所でだけ使える独自の通貨」ですよね。トークンも考え方は似ています。ただし、トークンはインターネット上で発行・管理され、場合によっては売買もできるという点が異なります。

「暗号資産」と「トークン」は何が違う?

ニュースでは「暗号資産」や「仮想通貨」という言葉もよく聞きますよね。ビットコインやイーサリアムが有名です。では、トークンとは何が違うのでしょうか?

暗号資産(仮想通貨)

ビットコインやイーサリアムは、独自のシステム(ブロックチェーン)を一から作って運営されています。いわば「自前の線路を持っている鉄道会社」のようなものです。

トークン

一方、トークンは既存のシステムを「間借り」して発行されます。たとえば、イーサリアムという大きなシステムの上に、誰かが独自のトークンを作るイメージです。「他社の線路を借りて走る列車」と考えるとわかりやすいかもしれません。

つまり、暗号資産が「本家」だとすれば、トークンは「本家のシステムを借りて作られた派生品」という関係になります。

トークンにはどんな種類がある?

トークンにはさまざまな種類があり、それぞれ用途が異なります。代表的な3つを紹介します。

トークンの解説

サービスで使えるトークン(ユーティリティトークン)

特定のサービスやコミュニティ内で「何かに使える」トークンです。

・ゲーム内でアイテムを買うための通貨
・あるサービスの利用料として使えるチケット
・コミュニティの運営方針を決める投票権

「使うための道具」としての役割を持つトークンと覚えておきましょう。

投資目的のトークン(セキュリティトークン)

株式や債券のように、投資の対象となるトークンです。「デジタル版の株券」とイメージするとわかりやすいでしょう。

このタイプのトークンは、法律で厳しく規制されています。日本では金融商品取引法の対象となり、発行には行政への届出が必要です。

一点ものを証明するトークン(NFT)

NFT(エヌエフティー)は「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と訳されます。

難しく聞こえますが、要するに「これは本物ですよ」と証明するためのデジタル証明書のことです。

・デジタルアートの所有権
・限定グッズの本物証明
・イベントの参加証明

お金のように「1万円札はどれも同じ価値」というものではなく、「この作品は世界に一つだけ」という唯一性を証明できるのが特徴です。

トークンの注意点

トークンは新しい技術として注目されていますが、注意すべき点もあります。

誰でも発行できる

トークンは技術的には誰でも発行できます。そのため、信頼できる発行元かどうかを見極めることが重要です。

価格が大きく変動しやすい

サナエトークンのように、ちょっとしたニュースで価格が半分以下になることもあります。投資目的で購入する場合は、そのリスクを理解しておく必要があります。

法律の整備が追いついていない部分も

トークンは比較的新しい分野のため、法律やルールが整備途上の部分もあります。トラブルが起きた際に保護されない可能性もゼロではありません。

「有名人の名前=本人公認」ではない

今回のサナエトークン騒動が示すように、有名人の名前やイラストが使われていても、本人が関与しているとは限りません。「〇〇公認」などの表示があっても、公式発表を確認することが大切です。

まとめ

トークンとは、企業や個人が発行できる「デジタル上のオリジナル通貨」です。

・サービス内で使う通貨(ユーティリティトークン)
・投資対象となる証券型(セキュリティトークン)
・一点ものを証明する(NFT)

など、種類によって用途が異なります。

興味を持った場合は、発行元が信頼できるか、どんなリスクがあるかをしっかり確認してから関わるようにしましょう。

なるほど、トークンっていろんな種類があるんだね。
でも誰でも作れるって聞くと、ちょっと怖いかも。

そうだね。だからこそ「誰が発行しているのか」「本当に信頼できるのか」を確認することが大事なんだ。
有名人の名前が付いてても、今回みたいに本人は無関係ってこともあるからね。

【参考サイト】
TBS NEWS DIG(Yahoo!ニュース)
日本経済新聞
あたらしい経済

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