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プロ野球に革命到来!話題の「トルピードバット」完全ガイド

2025.04.15
トルピードバット

ねえ、最近MLBで「トルピードバット」っていう変わった形のバットが話題になってるんだって。ヤンキースが使い始めてから本塁打の数がすごいらしいよ。

そうだな。日本のプロ野球でも4月11日から使用できるようになったと聞いたぞ。形が魚雷みたいで、握る部分の近くが一番太くなっているんだ。

あら、そうなの?どうしてそんな形にするの?普通のバットと何が違うのかしら?

それが物理学的に考えられた設計で、スイングが速くなったり、ボールが飛びやすくなるみたいなんだ。これってすごい革命じゃない?

〜MLBで飛距離アップ、日本でも使用可能に!知っておくべき全情報〜

トルピードバットとは?注目の新型バットを徹底解説!

「トルピード(魚雷)バット」という名前を聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか?その名の通り、このバットは魚雷のような特殊な形状をしており、MLB(メジャーリーグ)で大きな話題となっています。そして、ついに日本のプロ野球でも2025年4月11日から公式戦での使用が認められました!

何が特別なのか、どう違うのか、なぜ注目されているのか──。この記事では、野球ファンの皆さんが知りたい「トルピードバット」の全てをわかりやすく解説します。

トルピードバットの大きな特徴とは?

トルピードバットの最大の特徴は、その独特な形状にあります。

従来のバット:グリップから先に向かって徐々に太くなり、バレル(先端部分)に近い箇所が最も太い
トルピードバット:グリップのすぐ上(手元に近い部分)が最も太く、バレル(先端部分)に向かって細くなる

この「逆転した形状」が、従来のバットとは全く異なるスイング体験と打球性能をもたらすのです。

なぜ今、トルピードバットが注目されているのか?

トルピードバットが注目を集める背景には、MLBでの目覚ましい成果があります。

MLBでの驚異的な成績

ニューヨーク・ヤンキースがトルピードバットを採用した開幕3試合で、15本もの本塁打を記録。このうち9本がトルピードバットから生まれたものと言われています。特にチザムJr.選手(3本)、ボルピー選手、ウェルズ選手(各2本)などが大きな成果を出しました。

日本でも使用可能に!

そんな話題のバットについて、NPB(日本野球機構)でも導入に向けた検討が行われ、規則委員会が試作品の直径や重さ、安全性などを調査。その結果、野球規則の範囲内であることが確認され、2025年4月11日から公式戦での使用が認められました

トルピードバットはなぜ飛ぶの?科学的メカニズムを解説

単に形が変わっただけではなく、トルピードバットには科学的な根拠があります。実は設計者は物理学者!MITで物理学の博士号を取得し、ミシガン大学の教授を務めたアーロン・レーンハートさんという方です。

物理学に基づいた4つの効果

1. スイングウェイトの軽減
重心が手元に近くなることで、バットを振った時に「軽く」感じる効果があります。これによりバットスピードが向上し、打球速度が上がります。

2. スイートスポットの拡大
バレル部分の形状設計により、ボールが最もよく飛ぶ「スイートスポット」が広くなり、ミスヒットが減少します。

3. トランポリン効果
一部のモデルでは中空構造になっており、ボールが当たった際に「たわみ」が生じ、それが戻る力でボールを押し返す効果があります。

4. エネルギー効率の向上
スイングで生まれる力を無駄なく効率的にボールに伝えられる構造になっています。

各球団・選手の反応は?

日本プロ野球での解禁を受け、各球団では早速反応が見られています。

阪神の選手たち

佐藤輝明選手: 「3年ぐらい一緒のバットを使ってるので違和感はある。すぐ使うかと言われたら少し微妙だが、試してみる価値はあると思う」

森下翔太選手: 「芯の位置がより根元に近いので詰まってもいいと考えることができる。気持ちの面で余裕ができると思う。すぐ試合では使わないが、興味はあったし、感覚がよかったら使いたい」

参考:関西NEWS WEB

トルピードバットのメリットとデメリット

このように賛否両論ある中で、トルピードバットの長所と短所をまとめてみました。

メリット

振りやすさ: 重心が手元にあるため、速いスイングが可能
ミート率向上: スイートスポットが広く、ミスヒットが減少
打球飛距離の増加: 平均打球速度が向上し、飛距離アップ
小柄な選手にも有効: パワーよりもテクニックを活かせる

デメリット

外角球への対応: 先端が細いため、外角のボールを強く打ちにくい
適応期間が必要: 従来のバットとは感覚が異なるため慣れが必要
選手によっては合わない: 特に長身選手には不利な場合も
心理的抵抗: 「慣れたバットを変える」ことへの抵抗感

トルピードバットは野球を変えるか?

トルピードバットの登場は、単なる道具の進化ではなく、野球そのものに影響を与える可能性があります。

考えられる野球への影響

1. ホームラン数の増加: 打球の飛距離が伸びることで、本塁打が増える可能性

2. 打高投低の加速: 昨シーズン「投高打低」と言われた状況が逆転するかも

3. 戦術の変化: 小柄な選手でも長打が狙えるようになり、チーム戦略に影響

4. 投手の対応: 打者に有利な状況に対し、投手側も新たな対策が必要に

日本でトルピードバットを手に入れるには?

現時点では日本国内での販売情報は限られていますが、以下の方法で入手できる可能性があります。

入手方法

1. 海外メーカーの公式サイトから直接購入
Victus(ヴィクタス)、Marucci(マルーチ)、Chandler Bats(チャンドラー・バッツ)などのメーカーは国際配送に対応している場合があります。

2. 輸入代行サービスの利用
英語での注文が不安な方は、輸入代行サービスを利用するのも一つの方法です。

3. 国内スポーツ用品店での今後の発売に注目
話題性から考えて、今後日本国内でも正式販売される可能性が高いでしょう。

まとめ:トルピードバットは革命になるか?

トルピードバットは単なる「変わった形のバット」ではなく、科学的根拠に基づいた革新的な道具です。その効果はMLBですでに実証されており、日本プロ野球でも使用が始まります。

しかし、すべての選手に合うわけではなく、「慣れ」の問題や選手の体格・打法との相性もあります。伝統を重んじる野球界でこの新しいバットがどこまで普及するのか、今後の動向に注目です。

「トップバランス」「スイートスポットの拡大」「トランポリン効果」といった特徴を持つトルピードバットは、野球の道具としての進化を象徴しています。かつてアルミバットやカーボンバットが野球を変えたように、トルピードバットも野球の新たな歴史を刻むことになるのでしょうか。

へぇー、すごく理にかなった設計なんだね。でも、すぐに全選手が使うようになるわけじゃなさそう…

そうだな。道具は自分に合ったものを使うのが一番だからな。ただ、これで打球が飛ぶようになれば、野球の試合がもっと面白くなるかもしれないぞ。

私も野球をよく知らないけど、選手たちが本当に打ちやすくなるなら、ぜひ使ってほしいわね。打率が上がるといいですね!

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