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税金もカード支払いでお得に、国税のクレジットカード納付開始

2016.12.15
税金のクレカ払いが可能に

税金の支払いってけっこうな額よね。
クレジットカードが使えたらなかなかのポイントが貯まりそう。

なんだ知らなかったのか。
簡単な手続きをすれば1月から使えるようになるぞ。

え、本当!?

1月からは税金のクレジットカード納付が可能に!

日々の生活をしていると、あちこちで税金を支払う場面に直面します。
特に自動車税などは支払いの請求が来るたびに「これをクレジットカード納付にできたらポイントがたくさんつくのに」と思うことはないでしょうか。

2017年1月4日より、GMOがインターネットを利用した国税のクレジットカード納付が可能になる『国税クレジットカードお支払サイト』を運営することが発表されました。

これにより、クレジットカードによる国税の支払いが可能になりました。

ほぼすべての税金が支払い可能

クレジットカード納付が可能になる税金は以下になります。

告所得税及び復興特別所得税
消費税及び地方消費税
法人税(連結納税を含む)・地方法人税(連結納税を含む)
相続税・贈与税
源泉所得税及び復興特別所得税(告知分のみ)・源泉所得税(告知分のみ)
申告所得税
復興特別法人税(連結納税を含む)
消費税
酒税
たばこ税・たばこ税及びたばこ特別税
石油税・石油石炭税
電源開発促進税
揮発油税及び地方道路税・揮発油税及び地方揮発油税
石油ガス税・航空機燃料税
登録免許税(告知分のみ)
自動車重量税(告知分のみ)
印紙税

これはほとんどの国税がクレジットカード納付可能になったといえます。
今までは一部の都道府県や市で可能だった決済サービスが拡大し、全国的にクレジットカードサービスが提供されるようになりました。

専用サイトから簡単納付

納付方法は簡単です。

クレジットカード納付をしたい国税の申告書や、税務署から送付される各種通知書など納付する税目や金額等がわかるものとクレジットカードを用意します。
使用できるカードはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、TS CUBIC CARDと、ほとんどのカードが使用可能です。

準備が整ったら「国税クレジットカードお支払いサイト」 にアクセスします。
その後利用者情報・納付内容・金額などを入力し、最後にクレジットカード情報を入力し、納付手続きを完了させます。

これで手続きは完了です。
領収書は発行されませんので、納付手続き完了ページを印刷して保存しておくことがおすすめされています。

銀行やコンビニ、税務署の窓口ではクレジットカードによる納付はできません。
クレジットカード納付にしたい場合は必ず「国税クレジットカードお支払いサイト」からアクセスしましょう。

また、これは一度手続きをしたからといって次回以降も自動的にクレジットカード納付されるものではありません。 必要に応じてそのつど納付手続きをしましょう。

間接税は支払いできない!支払える税金は?

以上の一覧を見て、消費税やたばこ税、酒税、石油ガス税といった日常に身近な税金もクレジットカード納付が可能になったと思う人もいるかもしれません。
しかしこれらは『間接税』といい、商品に税が乗せられた額で販売されています。
つまり、間接税の支払いをするのは製造業者やサービス業者です。
残念ながらこれらの税金の支払いをお得にするのは難しそうです。

このサービスで最もクレジットカードを使いこなせるのは自営業や個人事業主、フリーランスの人といった、申告所得税を自分で手続きして支払っている人でしょう。
会社勤めで会社が確定申告をしてくれている人も、登録免許税や自動車税、贈与税・相続税など、高額になりがちな税金をクレジットカードで支払うことで、カード会社から受けられるポイントやマイルをお得に貯めることができます。

カードが使える、つまり分割も可能に

クレジットカード納付が可能になったことにより、今までは一括で支払うしかなかった税金の分割払いやリボ払いも可能になりました。

税金は種類によっては大きな額を請求されることもあります。
支払わなければならない税金の請求が来たけれども手元にまとまった現金が少ない。
そんな時に分割払いやリボ払いを使用することで、税金を滞納することがなく支払いをすることができます。

これもクレジットカード納付が可能になった利点のひとつですね。

決済手数料は利用者負担、どんなカードを使うべき?

クレジットカード納付には決済手数料がかかります。
この手数料は納付税額が1万円までは76円(消費税別)、以降1万円を超えるごとに76円(消費税別)がかかります。
ポイント還元率の低いカードでは、ポイントで得をすることはなかなか難しいかもしれません。 目安はポイント還元率1%以上のカードを使いましょう。

【例】
楽天カード 常にポイント還元率1%以上

このように新しく始まるクレジットカード納付というシステムにより、税金を簡単に、しかもお得に支払えるようになりました。
還元率の高いクレジットカードを用意して、来年の税金の納付に備えてみてはどうでしょうか。

還元率のいいカードならあるわ。
来年はそれで支払いをするわ!

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